Σ すたまな
第3章 二次関数|第40節

放物線と直線の共有点

共有点では放物線と直線のyの値が同じです。2つの式を等しくして二次方程式を作れば、座標も交点の個数も調べられます。

標準 | 35〜45分 | 連立・共有点・判別式・接線
y=x2とy=2x+3の共有点を求めます。
x2=2x+3⇒x2−2x−3=0

(x+1)(x−3)=0よりx=−1,3。それぞれ直線へ代入して共有点は(−1,1)、(3,9)です。

連立してできる二次方程式の判別式を見る

y=x2−2x+3とy=2x+kなら

x2−4x+3−k=0
D=16−4(3−k)=4(k+1)

k>−1なら2点、k=−1なら接し、k<−1なら共有点をもちません。

判別式の3状態は図の3状態

k=0:D=4>0kが0で放物線と直線が2点で交わる放物線yイコールx二乗マイナス2xプラス3と直線yイコール2xが、1,2と3,6で交わる。y=x²−2x+3P(1,2)Q(3,6)y=2xxy2交点:x=1, 3O
k=−1:D=0kがマイナス1で放物線と直線が接する放物線yイコールx二乗マイナス2xプラス3と直線yイコール2xマイナス1が2,3で接する。y=x²−2x+3接点 (2,3)y=2x−1xy接する:重解 x=2O
k=−2:D=−4<0kがマイナス2で放物線と直線に共有点がない放物線yイコールx二乗マイナス2xプラス3の下を直線yイコール2xマイナス2が通り、共有点をもたない。y=x²−2x+3同じxでの差最小値は1y=2x−2xy共有点なし:実数解0個O
連立すると x2−4x+3−k=0、D=4(k+1)。直線を平行移動すると、2交点・接する・共有点なしが連続して現れます。

共有点の座標と個数を求める

例題1y=x2+1とy=3x−1の共有点のx座標。

x2−3x+2=0。

x=1,2

例題2y=x2+kとy=2xが接するk。

x2−2x+k=0のD=4−4kを0とします。

k=1

解いたxだけでは共有点の座標は完成しません

座標を求める問題では、最後にどちらかの式へ代入してy座標も出します。

1. 共有点で2つの式の何が等しいか。

答えを見る

yの値。

2. 2点で交わる判別式条件。

答えを見る

D>0

3. 接する判別式条件。

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D=0

4. 共有点なしの判別式条件。

答えを見る

D<0

5. y=x2とy=4の共有点のx座標。

答えを見る

x=±2

6. 前問の共有点。

答えを見る

(−2,4),(2,4)

7. y=x2+2とy=2xの共有点の個数。

答えを見る

0個。

8. 接する場合、連立して得る二次方程式の解は何か。

答えを見る

重解。

共有点は連立して二次方程式へ

  • 2つのyを等しくしてxの二次方程式を作る。
  • 座標を求めるならxを元の式へ戻してyを求める。
  • 交点の個数は判別式の符号と一致する。