第1章 数と式|第5節
因数分解の基本
因数分解は、展開した式を積の形に戻す操作です。共通因数と展開公式を逆向きに使います。
前の節から
展開では積を和に直しました。因数分解では、その道を逆向きにたどって和を積へ戻します。
まず考えてみよう
を積の形に戻すには、和が5、積が6になる二つの数を探します。何と何でしょうか。
展開
⇄
因数分解
共通因数
すべての項に共通するものをくくる
因数分解では、まず共通因数がないかを確認します。
展開公式を逆に使う
平方・平方差の形
因数分解の公式
和と積から二つの数を探す
を考えます。和が5、積が6になる二つの数は2と3です。
符号も同じように考えます。
例題
共通因数を先に出す
例題 を因数分解する。
共通因数をくくったあとに、さらに因数分解できないかを確認します。
因数分解の順序
共通因数を先に見る
なら、まずをくくります。
一度因数分解したあとも、括弧の中がさらに分解できないか確認します。
例題2
平方の形を見抜く
例題 を因数分解する。
、、中央は なので、
練習問題
1.
問1の答えを見る
考え方:すべての項に共通する最大の因数を先にくくります。
2.
問2の答えを見る
考え方:と25が平方で、中央のがなので、和の平方です。
3.
問3の答えを見る
考え方:と16の差なので、平方差の公式を逆向きに使います。
4.
問4の答えを見る
考え方:和が2、積がになる二数5とを使います。
5.
問5の答えを見る
考え方:まず共通因数をくくると、括弧内が平方差になります。
6.
問6の答えを見る
考え方:まず共通因数をくくると、括弧内が平方差になります。
7.
問7の答えを見る
考え方:と25が平方で、中央のがなので、和の平方です。
まとめ
- 最初に共通因数を探す。
- 展開公式を逆向きに使う。
- は、和が 、積が となる二数を探す。
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